コンピュータグラフィックス 第01回

コンピュータグラフィックス 第01回

2024年09月30日 /最終更新:2024年10月03日

コンピュータグラフィックスの講義紹介を行います。簡単なイラストも作ってみよう!

コンピュータグラフィックス 第01回

コンピュータグラフィックスを担当する、情報ビジネス学科の脇坂です。
今後半年間にわたって、AdobeのIllustratorを使用し基本的・応用的な使い方の解説をメインに、
イラスト制作や画像のパーツ制作、さらに印刷物の作り方などをレクチャーします。

コンピュータグラフィックス

以下の記事をCtrl + クリックください。

当サイトについて

本講義の目的

本講義は、「コンピュータグラフィックス」と銘打った講義ですので、Illustratorの基礎的な部分を主にレクチャーしていく予定です。ただ、進行状況によってはさらに応用的な内容のレクチャーも可能だと考えています。

就職活動において、ポートフォリオとして持参できるようなツールを作るためのスキルを習得してもらえたら、講師としてはこれ以上嬉しいことはありません。

本講義の進行について

本講義の進行はこのブログ、テキストを使っていきます。
またYoutubeなどをはじめとした動画を利用して、Illustratorの使い方を学んでいきたいと考えています。
トップページのURLをブックマークしてすぐに表示できる状態にしておいてください。

WEBCRE8TOR.COM 中国短期大学情報ビジネス学科 メディア科目ブログ

基本的には講義1回につき1記事、全15回の講義で全15記事を使って進めていきますが、
進行具合によっては前の講義記事の途中からはじめることもあります。

本講義ですべきこと

本講義は「コンピュータグラフィックス」です。
これから半年間本講義ですべきこととして、みなさんにはIllustratorの基本スキルを習得してもらうのですが、Illustratorというツールの特性を活かし、進行状況次第ではありますが、可能なら自分の名刺を自分で作るくらいのスキルは身に付けてほしいと考えています。

基本を押さえて応用して発展させ世の中に成果物を生んでいく
それがWebサイトや印刷物などの目に見えるカタチになったとき、達成感があまりにも強すぎて、クリエイティブをやめられなくなりますよ!

本講義の提出物・採点方法

本講義は、半年間15回にわたって講義をすすめていきますが、
それぞれの回の講義で学んだ課題(主にIllustratorの技術課題)を何度か提出
またIllustratorの基本・応用に関する小テストを何度か行う予定です。

主に課題の提出状況・意欲や態度、小テストなどを主な採点方法にするので定期試験はありません

出席について

本講義の出席確認は、UNIPAのスマホ出席機能を利用します。

スマホ出席マニュアル

公欠の課題

私の担当科目では、公的理由での欠席は公欠の扱いになります。
公欠を認めるには、公欠届の提出とは別に公欠の課題を提出しなければいけません。
公欠課題に関して詳しくは以下のページを参照、ページ内のフォームより提出を行なってください。

公欠課題提出

できるコト・作るモノ・就くシゴト

それでは早速Illustratorのお話に入りますね。

Illustratorでできるコト

いきなりですが、みなさんはIllustratorがどんな時に使用されているかわかりますか??
Illustratorにはどのようなことができて、どのようなことが得意なのでしょうか??

以下の記事が参考になるので拝読してみましょう。

【Illustrator】イラレで出来ること・イラレが得意なこと | S.Design.Labo

メディア系で活用可能なさまざまなことが可能ですね。

Illustratorで作るモノ

では、そのIllustratorでできることによって、どんなモノが生まれるのでしょうか??
以下の記事が参考になるので拝読してみましょう。

参考記事:Illustratorとは?アイコンから大判ポスターまで自由にデザイン

こちらにあるのはもっとも代表的な例ではありますが、チラシやロゴ、イラストやグラフなど、その成果物の種類は非常に多岐にわたりますね。Photoshopと組み合わせればさらに制作の種類が広がります。

Illustratorで就く仕事

Illustratorで作るモノで代表的な成果物はわかりましたね。
次にIllustratorのスキルを習得し、様々なモノを作ることができるようになったら、
次はどんな仕事に就き、どのように活かせるのかを見ていきましょう。

以下の記事が参考になるので拝読してみましょう。
ページ内の「IllustratorやPhotoshopを活かしてできる仕事」のセクションを見てみましょう。

参考記事:Illustrator(イラストレーター)やPhotoshop(フォトショップ) を活かせる仕事とは|学習方法とキャリアパス

グラフィックデザイナーやWebデザイナー、イラストレーターなどがありますね。

簡単なイラストを作ってみよう

さて早速ですが、Illustratorを少し触ってみましょう。今回は簡単な目玉焼きのイラストを作ってみましょう。
使ってみることで、なんとなく流れをつかんでもらえたら、と思っています。
なお、こちらは提出課題ではありません

それではIllustratorを起動してください。

ちなみに、かなりシンプルなイラストなので制作時間的には2分程度でできました。
とはいえ、きっとみなさんが本格的にIllustratorを使うのは初めてだと思いますのでゆっくり作業します。
しっかりついてきてくださいね。

なおポイントは以下。

  • Illustratorでのコピーペーストは「Ctrl + Shift + V(同じ位置にペースト)」または「Ctrl + F(前面へペースト)」にしよう!
    ※「Ctrl + V(ペースト)」の場合、表示中の画面の中央にペーストされてしまう!
  • 今回使用する「効果 > パスの変形 > ラフ」などは、オブジェクトが大きいほど効果が少なく小さいほど効果が大きくなる。
    より大きく効果を適用したいなら、オブジェクトを小さく生成しておこう!※今回は目玉焼きの白身部分のサイズを30mm x 30mmくらいのサイズに。

できましたか??

なお、目玉焼きのイラストが完成して、時間に余裕があれば、
次回11月のオープンキャンパスで行う予定の「すぐにできちゃう!1minデザイン」の題材をいくつかやってみましょう!

すぐにできちゃう!1minデザイン

本日のまとめ

実はIllustratorの個人的な使用頻度は教員になってからのほうが高いのですが、
外部の制作会社やデザイナーさんからコードを書く依頼をされた時に頂くデザインデータはほぼIlustratorのデータでした。

最近はAdobeXDなどで制作を行う業者さんも増えてきていますが、それほど複雑な画像加工はできないため、
凝ったデザイン系のものはやはりIllustrator&Photoshopを使わなければいけません。

イラストを描くもよし。
名刺・チラシなどを作ってみるもよし。
Webデザインに挑戦してみるのもよし。

Illustratorでできるコト・作るモノ・就くシゴトを知ることで、みなさんにどこか将来のイメージをしてもらえたらいいなと思っています。

全15回、私と一緒に楽しみながら講義を進めていきましょう。