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こんにちわ。
プレゼンテーション概論の講義を担当する情報ビジネス学科の脇坂です。
今後半年間にわたって、プレゼンテーションに関して、ワークを通した様々なレクチャーを、時に脱線しながら行ないます。
オリエンテーション
本講義のすべきこと・目的
本講義は「プレゼンテーション概論」と銘打った講義です。そのためプレゼンテーション全体の概要の知識を習得し、
就活や社会で役立つ「面接・面談で好印象を与える自己紹介と自己PRのスキル」が身につくように力を注ぎたいと思います。
本講義の進行について
本講義は主にこのブログ、テキスト、また以下のワークシート集を使って進行していきたいと思っています。
上記ワークシート集はすべての回で使用する資料であるため次回からも毎回持参してください。
基本的には講義1回につき1記事、全15回の講義で全15記事を使って進めていきますが、
進行具合によっては前の講義記事の途中からはじめることもあります。
授業の流れ(90分)
またこの講義では90分の授業時間の中で以下の流れを行う予定です。
なお、あくまでも予定であり、全体発表の回などは内容が変わります。
- 導入 09:20~09:25(5分程度)予定: 授業のゴールとしてテーマと目標を提示
- アイスブレイク 09:25~09:30(5分程度)予定: ペアとの3分間対話(テーマは前回の復習や、当日のトピックに関連すること)
- 講義 09:30~10:10(30~40分程度): テキスト解説など
- ワーク 10:10~10:40(30~40分程度): 個人作業 → ペアシェアの流れ
- まとめ 10:40~10:50(5~10分程度): 講師のまとめ・ワークシート確認
ワークのペアについて
本講義では「対話」を重視します。 基本的にはその日隣に座った人とペアを組んでワークを行います。
(※回によってはルーレット等で席替えを行い、様々な人と話す練習をする場合もあります)
出席について
前述のとおり、また出席確認はワークシート集の提出で行います。
そのため、ワークシートを忘れた場合は欠席扱いになります。
これは、本講義の出席の定義が「参加すること」を原則としているためです。
万が一欠席してしまった場合は、欠席した回の内容を必ず確認し、
不明点があれば担当教員まで質問を行ってください。
なお、ワークシートには8・13・14・15回のワークがありませんが、
その場合は口頭確認やスマホ出席機能で出席を撮ります。
本講義の採点方式
加点方式および減点方式で採点します
本講義をはじめとした私の担当科目では、みなさんの取り組みが正当に評価されるような採点方式にしています。
内訳として、①加点方式でワークの参加(70点満点) + ②減点方式の取組点(30点満点) の合計100点での計算になります。
①ワーク点
授業の最後に「ワークシート集」を教卓へ提出(提示)してください。
その日のワークの取り組みを確認し、その場で確認印(スタンプ)を押して返却することで加点とします。
②取組点
受講態度(私語、スマホ、居眠り等)などをはじめとした授業の取り組みに関するものです。
恐怖心の正体と克服「なぜ話すのが怖いのか」
人前で話すのが怖いのは当たり前
皆さんは人前で自信をもって話すことができますか?
実はアメリカでは、「死ぬことの次に怖いものは何か」という調査の話が、よく紹介されています。
その中で「死ぬことよりも人前で話すことの方が怖い」という人が多かった、という話があります。
大げさに聞こえるかもしれませんが、皆さんの実感に近いんじゃないでしょうか?
この授業の最初のゴールは、上手く話せるようになることではありません。
その「恐怖の正体」を知ることです。
あなたの体で何が起きているか
少し想像してみてください。
本番直前、皆さんの体にはどんな変化が起きていますか?
- 心臓がバクバクする。
- 手が震える。
- 汗をかく。
- 声が震える。
- 顔が熱くなる。
- 頭が真っ白になる。
などなど。
どれもとても不快なもので、できることなら今すぐ逃げ出したいと思ってしまいます。
しかし実はこれ、体が危険に備えて、すぐに動ける状態に入っているということなんです。
たとえば、スーパーマリオがスターを取った状態をイメージしてください。
戦闘準備と矢印の向き
緊張とは高パフォーマンスのための準備状態
私たちの体には、危険を察知したときに働く基本的な防御反応が残っています。
原始時代、森の中で猛獣に出会ったとき、人間は「戦う」か「逃げる」かを選ばなければなりませんでした。
その瞬間、脳は体に「緊急事態だ!全身をすぐに動かせるようにしろ!」と指令を出します。
心臓がバクバクするのは、全身に血液を送り、体をすぐに動かせる状態にするためです。
手が震えるのも、筋肉が緊張し、体がすぐに動ける状態になることで起こる反応の一つです。
つまり、緊張とはメンタルが弱いからではなく「体が最高のパフォーマンスを出そうとしている準備状態」であり、
体が「今から大事なことをするぞ!」と、一生懸命準備している証拠なんです。
意識の矢印の向き
では、なぜ命の危険がない「プレゼン」で、そんな反応が出るのでしょうか?
それは、皆さんの意識の矢印が「自分」に向いているからです。
- 「(私が)失敗したらどうしよう」
- 「(私は)恥をかきたくない」
- 「(私が)変に思われたらどうしよう」
・・・主語がすべて「私」になっています。
これでは、目の前にいる聞き手の視線が、すべて「敵からの攻撃」のように見えてしまいます。
そこで、この矢印をグルッと回して、「聞き手」に向けてください。
- 「(この人たちに)プレゼントを渡したい」
- 「(この人たちを)楽しませたい」
- 「(この人たちに)何かを持ち帰ってもらいたい」
そう思った瞬間、敵だと思っていた聴衆は、「プレゼントを受け取ってくれる大切な相手」に変わります。
大切なのは、緊張をなくすことではありません。
ここまで説明したように、緊張は「失敗するサイン」ではなく、体が「今から大事なことをするぞ」と準備しているサインです。
だから、緊張を消そうとするのではなく、そのエネルギーの向きを変えればいいのです。
緊張をなくすのではなく、そのエネルギーを「聞き手」のために使うことが、あがり症を克服するための大切な考え方の一つです。
本日のワーク
ペアパートナーへの3分間インタビュー
使用ワークシート:第1回 他己紹介インタビューシート(Page.3)
ではプレゼンテーション概論の最初のワークです。
近くの席の人とペアを作ってください。(※またはルーレットで指定します)
ペアができたら2人(もしくは3人)の学籍番号(26S0XXと26S0YY)でペアを教えてください。
プレゼンは「聞くこと」から始まります。まずは3分間、パートナーを取材しましょう。
ワークシートの「第1回」のページを開き、以下の内容を聞きだし、しっかりメモを取ってください。
3分間たったら、インタビューをする人とされる人を交代しましょう。
※3人グループがある場合はもう3分追加します
- お名前(フルネーム・読み方)
- 出身・所属は?
- 趣味・特技は?
- 「実は私、〇〇なんです(意外な一面・秘密)」※ここを必ず1つ以上!
ペアパートナーを1分間で「他己紹介」
ではグループを何組か指名しますので、パートナーのことを皆に1分間で紹介(他己紹介)してください。
まとめ
今回は『恐怖心のメカニズム』についての解説でした。
緊張するのはあなたが弱いからではなく、防衛本能が正常に働いている証拠です。
次回は、この矢印を『自分』から『聞き手』に向ける方法、つまり「誰のために話すのか」という戦略について考えます。
では確認しますので、ワークシート集を提出しにきてください。
なお確認ができたら返却するので、置いて帰らないでください。
なお、課題の「1分間他己紹介」のメモを忘れないようにしてください。





