[コーディングの基礎] ブラウザ幅とコンテンツ幅

[コーディングの基礎] ブラウザ幅とコンテンツ幅

2024年10月03日 /最終更新:2024年11月16日

「ブラウザ幅」と「コンテンツ幅」に関して解説を行います。

[コーディングの基礎] ブラウザ幅とコンテンツ幅

「ブラウザ幅」「コンテンツ幅」とは?

まず、「ブラウザ幅」「コンテンツ幅」について説明します。
これに関してはもはや言葉のまま。

ブラウザ幅はブラウザで見る横幅の100%の大きさ。
コンテンツ幅実際にコンテンツが表示されている領域の大きさ。
今回は理解を深める上でこの二つのキーワードがとても重要になってきます。

レイアウト練習(ブラウザ幅とコンテンツ幅)

ではブラウザ幅の中央にコンテンツ幅のコンテンツを中央揃えするレイアウトを練習しましょう。
これができればみなさんは、ブロックの横幅の指定および中央揃えの指定マスターしたことになります。

レイアウト練習の完成目標

今回はわかりやすく「main」タグの背景に「赤(red)」、「.wrapper」の背景に「黄色(yellow)」にあらかじめ指定しています。

See the Pen レイアウト練習(ブラウザ幅とコンテンツ幅:回答編) by 脇坂基徳 (@rvyolqet-the-vuer) on CodePen.

ポイントは以下です。

  • 「main」タグ(ブラウザ幅)の内側の「.wrapper」がコンテンツであるため、「.wrapper」に指定した横幅が「コンテンツ幅」になる。
  • コンテンツ「.wrapper」は「main」タグの中で中央揃えされている。

レイアウト練習の編集コード

以下のhtmlおよびcssのコードをベースとしてレイアウトを行います。
デフォルトの状態だと「.wrapper」はブラウザ幅で左揃えになっています。

では下記ウィンドウ右上の「EDIT ON CODEPEN」のボタンをクリックして開きましょう。

See the Pen レイアウト練習(ブラウザ幅とコンテンツ幅) by 脇坂基徳 (@rvyolqet-the-vuer) on CodePen.

プロパティ・値と効果の紹介
プロパティ 代表的な値 今回の値 効果
width 数値・px・% 600px セレクタの横幅を指定
margin 数値・px・% 0 auto セレクタと他の要素との
外側の距離を指定

プロパティ「width」

プロパティ「width」を使えば、セレクタ自体の横幅(横の大きさ)を指定できます。
今回はセレクタ「.wapper」のプロパティ「width」の値を「600px」に指定します。
ブラウザのタブをCodePenに切り替えて記述してみましょう。

プロパティ「margin」

プロパティ「margin」を使えば、セレクタと他の要素との外側の距離(どれだけ離すか)を指定できます。
今回はセレクタ「.wapper」のプロパティ「margin」の値を、Y方向に「0」、X方向に「auto」を指定しますが、
一括で「0 auto」と記述します。
ブラウザのタブをCodePenに切り替えて記述してみましょう。

なお「margin」と今後紹介する「padding」は非常に重要なプロパティであるため、
以後の授業で大幅に時間をとって解説したいと思います。